先日、思うところあってとある場所を訊ねました。

境内は香の薫煙が漂い俗世界からかけ離れた場所にいるような感覚です。
真言宗の僧侶が読経をしています。
久しぶりに般若心経を耳にしました。

３歳くらいの女の子を連れた若いお母さんが境内の全ての札所、お地蔵様を回っています。
そして、全てのお賽銭入れにお金を入れていました。
その母娘の後ろ微笑ましく思いながら歩きました。
私もお賽銭を入れて回りましたが、残念なことに少ししか持ち合わせてなかったので
途中からはごめんなさいと手を合わせるだけに。

桜の時期は過ぎていましたが、紫陽花がたくさんあるようなので
次は6月頃またお参りさせていただこうかと思っています。

心がリセットされるような、いろんなことを許してもらえるような
そんな拠り所だと心が感じたように思います。

4月のある日のことでした。

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hana